「愛犬のしつけ・訓練・トレーニングならWANLOVE」 - コラム
コラム
好きな時に、私の思う事を書いてます。
上から順番に見ていくこともできますし、下のメニューからお選び頂き、読みたいコラムへジャンプすることもできます。
- 睡眠 (2006/09/07)
- 暑かった夏も去って行くとなると、少々寂しい気がしますね。
今年も1週間夏休みを頂き、夏の野外フェスへ足を運んだり、帰省して犬達、子供達と川遊びをしたりと終わり近き夏を目一杯楽しんで来ました。
今年の夏はありがたいことに新規のお客様が大変多く、日中の暑い時間帯をお伺いしてのカウンセリングにあてられました。
多くの方が春先に子犬を飼いはじめ、夏頃には困って・・・・というパターンが多かったように感じられました。
多くのお客様の上手く行かなかった原因は人と暮らすルール作りに重きをおかず、自由にさせ過ぎたところにあるようです。
子犬は当たり前ですが、生まれて間もなく、まだ右も左も分からない状態です。何が悪くて、何が良いかもわかりません。
お座り、伏せ、お手などの動作は皆さん上手に教えるのですがルール作りには苦戦するようです。
ルール作り・・・というと何か難しい事のようですが、サークルの中で落ち着いて過ごさせるだけです。
子犬はとにかく良く寝ます。一日20時間前後寝ると言われております。
皆さんのお宅の子犬はどのくらい寝ていますか?
出している時間を多く取れば刺激や誘惑も多いので興奮して必然的に寝る時間も少なくなっていきます。
起きて自由に動き回っているということは余計な失敗をする確立は高くなります。
犬のしつけの最大のコツは「失敗する確率を下げ、成功する確率を上げる」ことにあります。
また行動が習慣化する生き物です。
良い習慣も悪い習慣も継続していきます。
サークルで落ち着いて過ごす習慣をつけ、出す時間には必ず目を離さず、人に注目して遊ぶ習慣をつけるだけで生活が一変するはずです。
寝る習慣がつけば後々お部屋で自由に過ごさせる様なスタイルに移行した時にも落ち着いて過ごしてくれる様になっていきます。
毎回毎回興奮し、飛び回る癖を付けてしまえば、自由になった時にも同じ行動を繰り返し、なかなか快適に犬と暮らす・・・というところにたどり着きにくくなってしまいます。
皆さん、可愛がりたい、かまいたいという気持ちは良くわかります。
その気持ちをグッと抑えて、後々の素晴らしい犬との暮らしのため、上手に習慣付けを実践して見てください。
- コマンド (2006/06/22)
- 久々のコラムです。
今回は皆さん日常的に使われる「コマンド」について書いて見ようと思います。
そもそも「コマンド」(指示)を皆さんどういう風に捉えていらっしゃいますでしょうか?
多くの方が”動作を引き出すための合図”という捉え方をされているのではないでしょうか?
確かに間違いなく、動作を引き出すための合図です。
ただ、このコマンドを通してより犬と深い関係性に入っていくためのコミュニケーション・ツールとしての役割も担っているのです。
コマンドを確実に理解させるという事は犬により正しく物事を伝えるという事です。
例えば、拾い食いをする犬に「どうしてあなたはそんなに余計なモノばかり食べるの?おいしくないでしょう?出しなさい!」などとくどくど言ったところで「なんか怒ってるな」くらいは伝わっても、飼い主さんが本当に伝えたい事は犬には全く理解されません。
例えであげた「拾い食い」を即座に止めさせたければ「イケナイ」、「NO」、または「座れ」といったコマンドがスッと通ればぐちぐちと文句を並べ立てなくとも、すぐに止めさせる事が出来ます。
しかもこの行動(拾い食い)がして欲しくない事だという事は「イケナイ」や「NO」を犬が理解していれば「しちゃいけないんだな」という事が確実に伝わるはずです。
前にあげた例を見て頂いてもわかる様に「コマンド」とは単に動作を引き出すだけでなく「意味を理解させる」ための人と犬との共通言語であるという事です。
言語を統一し、キチンと理解させる事により、皆さんが理想とする「より良い犬との関係性」を構築する事が出来、より親密なコミュニケーションを取る事を可能にしてくれるのです。
皆さんもコミュニケーション・ツールである「コマンド」をしっかり犬に学習させ、より良い関係性の構築を目指して下さい。
- 犬同士遊ばせちゃいけません? (2006/04/18)
- 暖かくなりましたね。
すでに桜も散ってしまいました。ホント、毎回楽しみにして下さってた方には申し訳ありませんでした。やっとコラムの更新です。
今朝、昔からトレーニングして頂いてるお客様のお宅にお伺いした際に出たお話です。
お客様が普段いかれる公園での事、それまで頻繁に遊びに来ていたボーダーの子犬がトレーニングを始めた途端、ぱったりと公園に来なくなりました。
不思議に思われたお散歩仲間のお友達が聞いたところ
見て頂いているトレーナーさんに、「犬同士を遊ばせると楽し過ぎて人の言う事を聞かなくなるので遊ばせてはいけない」と言われたので公園に行く事を止めたとの事。
???????????
このトレーナーはどうなんでしょう?
このコラムの初期の頃を熟読された方ならこの「?」の意味、わかりますよね?
まず一つ、他の子と遊んでいようが、なんらか興味を引かれるモノがあろうが、必要とあらば指示を聞けないと困ってしまいますよね?
この点で「楽しすぎると言う事を聞かなくなるから・・」という、臭いものには蓋的な考え方ではあまりにトレーニングのレベルは低い物だと言わざるをえません。
この論理から行くと、ウチで行っている様なパピーパーティはむざむざ犬をダメにしている様なものです。
犬同士を触れ合わせる意味ってなんでしょう?
これはここでも何度も書いている「社会化」させる、すなわち刺激(犬、人、音、車、自転車etc・・・・)に対して慣らさせる事です。
また犬同士のコミュニケーションの取り方を学ばせる絶好の機会です。
まず対象物を”犬”と仮定しましょう。
この対象に対して「苦手」過ぎても「好き」過ぎても、「社会化不足」だと言えます。
この問題を解決するには?
そう!慣れる事です。
いかに苦手でも、大好きでも、毎日毎日見れば、触れ合えば、刺激に対する反応にも変化が起こってきます。
慣れて行く事によって犬に余裕が出てきます。
また過剰に反応してしまう事も無くなっていくでしょう。
ここで刺激の中で何も刺激の無いところと同じ様に指示に従える、また指示に従うと良い事が起こるという事を犬に学習させる事ができ、難しい状況でも上手にやり過ごす事が出来る様になっていきます。
また人もそうですが、出会った時に「こんにちは」も言えないと”失礼な奴だ!挨拶も出来ない”と感じる様に、犬同士も上手にコミュニケーションが取れず、いきなりガウガウ吠えてしまったり、大興奮して飛び乗っていってしまったりすればこれはトラブルを自ら招いている様なものです。
いかに上手に、楽しく学習させるか?はちょっとした人の正しい知識と工夫次第です。
皆さんも臆せず、楽しく社会化させてあげて下さいね。
- 多頭飼い (2005/06/19)
- 大変ご無沙汰しております。ありがたい事に相も変わらず忙しくさせて頂いております。
何頭かトレーニング終了したのですが、お待ち頂いておりましたお客様で終了分が終わってしまいました。大変ご迷惑おかけしますが、またしばらくの間新規トレーニングの受付を一時中断させて頂きます。
トレーニングのお申し込みは予約順でお受けいたします。
新規相談でのお伺いは通常通り行っておりますので、ご遠慮なくお申し付け下さい。
さて、久々のコラム、今回は多頭飼いについてのお話。
最近、多頭飼いでのトラブルや多頭飼いそのものについてのご質問を複数頂いたので、多頭飼いを成立させるコツについて書いて見ようと思います。
まず多くの場合は現在先住犬が1頭、ないし複数頭いる状態に新たな子犬が入ってくるというのが多くのパターンだと思います。
子犬は遊びたがりです。
先住犬を相手に飛びつき、咬み付き、追い掛け回すを大興奮で始める事でしょう。
または先住犬に追い掛け回され、吠えられ、脅かされて・・・・
どちらの場合にしても、お互い良い印象は持たないでしょう。
まずは子犬にその家での生活のパターンを学習させましょう。
何も難しい事はありません。サークルに入れておくだけです。
子犬の行動範囲を制限する事で、先住犬の今までの生活のペースは変わる事無く保たれます。
子犬も先住犬もサークル越しながらもお互いの存在は確認出来ますし、日数を重ねて行く事でお互い”居る”事に慣らして行きます。
子犬を育てていく事については去年5月27日付けのコラム「行動範囲の制限」の時に細かく書きましたが、少しの間(2〜5分程度)サークルから出して遊ぶ時間を作ってあげるのですが、この際も自由気ままに動き回らせるのでは無く、呼び戻したり、座らせたりと様々に趣向を凝らした”人と絡んだ”遊びで指示に従う→楽しい!の感覚を養って行きます。
この過程を進めていく事により、お互い(先住犬と子犬)失敗させずに済みます。(この場合の失敗は先に書いた様な追い掛け回したり、吠えたり・・)
子犬がサークル内で落ち着いて日々を過ごせる様になりはじめたら、すこしづつ自由に部屋や仲間を探索する時間を作り、ゆっくり時間をかけてお互いが部屋で自由にしている状態にも慣らさせて行きます。
ここまでの過程で完全に自由というところまで、私なら1年かけます。
お客さん達に「1年かけます。」というと大概「え〜!!」と驚かれますが、1年は決して長くはありません。
犬同士を早く慣らさせよう、早く触れ合わせないと仲良くならないのでは?と思い、ファーストコンタクトで失敗すると、犬の第一印象はかなり重要で、一旦嫌いとなると生涯に渡って嫌い!という事がほとんどです。
もちろん、この過程を踏まないと絶対に仲良くなりませんよ!という話では無く、確実性を求めるならばここまでやれば大抵の場合は問題は起こりえません。特に同性どうし(特のオスとオスの場合)は慎重になった方が無難です。
子犬でもこのぐらい神経を使うべきですので、これがお互い自分の生活のリズムが出来上がった成犬同士の場合はより慎重になるべきです。
先住犬のリズムは崩さず、新しい子にリズムを覚えてもらうのが一番無難です。
1年かけて慣らし、その後十数年を快適に過ごすか?戦々恐々としながら日々を送るのか?
飼い主さんのちょっとした心遣いで大きく変わってきます。
多頭飼いは非常に楽しいモノです。
犬の数だけ喜びが増えるものです。
ただし、ルールと調和があってこそ!皆さんも頑張って楽しい犬生活を成立させてくださいね。
- オヤツって・・・ (2005/03/25)
- 一部トレーニングご希望のお客様にご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。
いや〜春なのに中々暖かくなってくれませんね〜。
このコラムも大分回数を重ねて来ました。
面白い事に何か書き込むと面白い程アクセス数が上がりますね。
なるべく頻繁に書き込もうと思うのですが、中々ままなりません。
いつも読んでくださっている皆様、申し訳ありません。
さてさて、今回はオヤツについてちょっと書いて見たいと思います。
まず前提としてしつけ教室でも、パピーパーティでも、通常のお伺いしてのトレーニングでも、最初の段階では必ずオヤツやおもちゃといったモノを使ってトレーニングを進めて行きます。
お客さんで「ウチの子はオヤツがあると良く出来るんだけど・・」といったお嘆きは聞かれます。
私は最初の段階でオヤツを使えば使う程、あとでオヤツが抜きやすくなると考えています。
まず、オヤツを使う意義について考えて見ましょう。 オヤツとは
1.犬の目線を見て欲しい位置に持っていくための目印
2.集中力を引き出す小道具
3.わかりやすいご褒美 といった3つの要素を持っています。
良くしつけの本などで「上手に出来たら思い切り褒めてあげましょう!」などと書いてありますが、果たして”思い切り褒めたら”犬に充分に伝わっているのでしょうか?
私はまず褒められる事を犬に教える必要があると思います。
方法は簡単です。
なんらかの指示を出し、出来たらオヤツを渡すのですが、この際に一言「よしよし!」と褒めてからオヤツを渡します。これだけです。
詳しく書くと、犬の学習は全て関連付けで成り立って行きます。
人の様に言葉の意味を理解して行動する訳ではありません。
例えば”座れ”の指示を出します。犬はこれまでの経験から”座る様な形”をすると褒めてもらえたり、オヤツをもらえたりしたため、”座る”格好をとります。
これは指示(座れ)と座る形、その直後に起こる良い事(オヤツ、褒められる)事が頭の中で関連付いたため、指示に対する反応が得られた訳です。
この道理で行くと褒められる事と良い事が起こる事が最初の段階で頻繁に起こった方が容易に関連付けをする事が出来ます。
次第に「よしよし!」という言葉とオヤツが出る(良い事が起こる)事が関連付いていきます。
これで”褒める”事が有効に使える状態になりましたね。
ここまで読んだら、なぜオヤツが初期の段階で頻繁に出た方が良いのかは理解出来たハズです。
では、先に書いた、”抜きやすくなる”のはなぜでしょう?
犬は習慣性の動物です。
最初はオヤツがもらえるから、褒めてもらえるから、とっていた行動が、何度も同じコマンドに対して、同じ動作を繰り返している度、その行動が習慣化して条件反射のようになっていきます。
つまり、最初の段階でオヤツやおもちゃを使ってでも正解を頻発させる事が最大のコツなのです。
必ず関連付きさえすれば、習慣化させて行く事は出来ます。
これを「このままではオヤツ無しでは動かなくなるのでは・・・」と思い、関連付けも、習慣化もしない段階でオヤツを止めてしまうため、多くの場合
中途半端な状態で終わってしまいます。
また”習慣性の動物”という部分を理解していればトレーニングにある程度の期間が必要である理由も理解出来るハズです。
焦ったり、頑張ったり、怒鳴ったりしても明日から名犬になったりする事はありえません。
皆さん犬を可愛がろう、楽しもうと思って飼い始めたハズです。
トレーニングのコツは人も犬も楽しくです。
上手く物事が進まないと思い、漠然と方法を変えて行くよりも、犬の学習の成り立ちだけ理解出来れば、おのずと方法は見えてくるはずです。
成功する確率を上げ、失敗する確率を下げるのも秘訣です。
オヤツで成功を引き出せるなら使わない手はありません。
成功を頻発させ、上手に関連付け、習慣化させて行きましょう!
- 犬と遊ぼう! (2005/02/09)
- 相変わらず寒いですね〜。早く暖かくなってくれると気持ちよくワンコと遊べるんですが、こうも寒いとついつい出不精になってしまいますね。
さて、まずは今月の初心者向けしつけ教室の日程が決まりました。2月27日(日)午後1時〜3時
となっております。
つかだ動物病院にて(雨天時翌週同時刻に延期)
料金 2000円
”大好きな”オヤツやおもちゃをお持ち下さい。
皆様奮ってご参加下さい。
教室は「実際トレーニングをしてみたいのだけど・・・」と思われている方や「どんな教え方(考え方)をするのか?」といった疑問や不安をお持ちの方は1度ご参加されると解りやすいかと思います。
そこで自分やワンコに合っているのかどうかの判断も出来ると思いますので・・・。
では久々のコラムです。
今回は前回でも、また以前にもしつこく書いている”遊び”について書いて見ようと思います。
まず皆さんご自分の犬の散歩前(まさに直前!)やご飯前(これも直前!)、または大好きな人に出会った(出会ってしまった!)時の事を想像してみて下さい。
恐らく多くの子は大興奮状態!ひどいと走るは飛び跳ねるは、吠えるはと大騒ぎなんじゃないでしょうか?
多くの方がこの状態を改善したいと思い、また悩んだりされているのではないかと思います。
確かに大はしゃぎしている姿はあまりみっとも良くないものですし、制御しずらい事も確かです。
ただ、1つ言える事はその時犬は”喜んでいる”のです。
パッと見た感じではお世辞にも良いとは言い難いのですが、私はこの状態が出る子は喜びを知っている将来的に有望な子だな〜と見て取ります。
飛び跳ねたり、突っ走ったりの部分だけ消去すれば、あとはこの状態のままでいて欲しいくらいです。
喜んで、はしゃいで、夢中になっていればいるほど、その対象物に対して集中力が高まっているはずですので、ここで何をするとさらに良い事が起こるのか?を判断させるだけで、指示に従い、良く動く名犬が出来上がります。
目の前のワンコがお腹を撫でられるのに最高の喜びを感じるのなら、まずは飛び跳ね、走り回る犬にまず座れの指示を出し、従ったら気が狂う程興奮するようにお腹を撫で回し、かまってあげます。
おやつに夢中ならおやつを渡します。引っ張りっこが大好きなら引っ張らせてあげて良いでしょう。(リードではダメですよ)
ここでポイントはどうせ褒めたり、遊んだりしてあげるなら、中途半端にするよりは、先に書いたように”興奮するように”遊ぶのはポイントですね。
興奮すると言う事は、単純により楽しく、より集中します。
また興奮していてもコマンドに従える良いトレーニングになります。
余計な事(歯を当てる、飛びつく、吠える等)が出たら遊びをただちに止めてしまえば良いだけです。
ほとんどの方がこの犬が楽しそうにはしゃいでいる状態と上手に歩く、またはおとなしく、良い子にしている状態を全くの別モノと考え、いざトレーニング・・・となるとどうしても「良い子にさせよう!上手にやろう!」とし過ぎます。
怒って、叩いてその場限りを無難にやり過ごしてもあまり良い結果は得られません。それよりも全てを”楽しい事”すなわち遊びの延長(歩行も待ても、呼び戻しも全てです!)として捉えさせる事が出来れば、何も困らないはずです。
座れや伏せ、待て、来い等々・・・色々なコマンドがありますが私は割とどうでもいいかな〜(こんな事言うと怒られそうですが・・)と思っています。お手、おかわり等、論外です。
出来なくて良い。という意味ではありません。上記のような事はいつでも、何歳からでも教えられるからです。
本当に難しく、また成り立たせるとこれ以上ない程使えるのが関係性の構築です。オヤツがもらえるから・・とか、褒めてもらえるから・・とかいうものとは全く別の次元に入っていきます。これはおもしろいですよ〜!
この関係性を構築するのに一番手っ取り早いのが”遊び”これです!
興奮も大はしゃぎも、困ったモノでも良い傾向・・・と思って頑張っていって下さいね。
- 興奮!! (2004/12/08)
- 今年も残り少なくなってまいりました。年内の営業は26日(日)まで、年始の仕事初めは6日(木)とさせて頂きます。宜しくお願い致します。
前回のしつけ教室中級編は12月とは思えぬ暖かい好天に恵まれ、楽しく開催出来ました。前回の教室の反省点を踏まえ、かなり細かく進めて見たつもりでしたが、如何だったでしょうか?
今回は初心者向け〜から引き続きのご参加で最年長7歳!のビーグル、キース君が頑張ってましたね〜。皆様、ウチのはもう遅い・・・なんてあきらめないで下さいね。
今回コラムでは”興奮””落ち着きが無い”あたりの話を・・・
良くご相談でも「全く落ち着かないんです・・」とか「すぐに興奮してはしゃぐんです・・・」等、良くあるお話です。
興奮して落ち着かないのは、環境や育っていった過程での事も考えられますが、多くは元々持っている性格の部分、お飼いになっている犬種の特性の部分は大きいですね。
ではどうしたら落ち着くのでしょう?
「おとなしくしている」事を強化していくのです。
部屋の中でイタズラをしている時は多くの場合なんらか飼い主さんからアクション(怒られたり、追いかけられたり、時には叩かれたり・・・)を起こすものですが、不思議と落ち着いておとなしくしている事に対しては皆さん何もアクションを起こさないようです。
これではこのコラムでも何度も書いているように、ついイタズラをしている愛犬に対して一生懸命”かまって”しまうのですが、これではイタズラを強化しているようなものです。
おとなしくしている時こそなんらか(やさしく声をかける、やさしく撫でる等・・)のアクションを起こし、その行動を強化するべきです。但し、寝た子を起こすようなかまい方では無く、”やさしく””落ち着かせる”ようにがコツです。
またこれと同時に行動範囲を制限し(サークルやバリケン等の活用)余計なイタズラをさせない工夫も重要です。
こういった事を日々コツコツと続けて行く事で”おとなしくしていると良い事が起こる”感覚を養って行って下さい。
ただ・・・・明日、あさって、もっと言えば1週間後から効果がはっきり現れる訳ではありません。あくまで気長にコツコツ・・・です。
落ち着く事や興奮しなくなる事を望む(宝くじみたいなものです!)よりは興奮していてもコントロール出来るようになる方がずっと早いですよ。
方法は簡単!ボールでも引っ張りっこのロープでも、犬が目の色を変えて夢中になれるおもちゃで、わざと興奮させるように遊びます。
遊びの中でボールを投げる直前や、ロープを咥えさせる直前に”座れ”や”伏せ”のコマンドを出し、指示に従ったらその遊びをしてあげるようにして遊びを続けて行きます。
この作業だけで興奮していても指示に従えるのかどうかの確認が出来ますし、wanlove!!の訓練方針である”人の指示に従う事は楽しい!”の感覚を養う事が出来ます。
まさに遊びの中で関係性を作り上げる事が出来る”楽しい”トレーニングです。皆さん、是非お試し下さい!
- かまい過ぎ? (2004/12/01)
- 今年もあと1ヶ月、このコラムももっと頻繁に書き込んで行きたいんですが、公私共に若干バタバタとしておりまして・・・。結構こまめにチェックしてくださっている方が多いので、色々と書きたいんですが・・・。
来年こそはこまめに書き込んで行きますので、宜しくお願い致します。
今日今年最後の初心者向けしつけ教室の日程が決まりました!12月23日(木)祝日です。今回に限り年末がからんで来ますので、雨天中止とさせて頂きます。
また、多くの方から「次回はいつ?」の問い合わせを頂いておりますパピーパーティですが、こちらは年明けの開催(日時未定)となります。日時未定ですが、基本は日曜開催です。お申し込みは随時お受け致しますので、お気軽にお申し込み下さい。
さて、本題の久々のコラムです。今回は犬を注目させる事に焦点を置いて見たいと思います。
良くある質問、お悩みで「犬がちっとも見てくれないんです!」というのがあります。コレなんで見ないんでしょうね?
まずはご自分の犬に”オスワリ”を教えた時の事を思い出して見て下さい。
なんらかの方法で犬が座る形になったらすかさずオヤツを渡すなり、思い切り褒めてあげるなりしたのでは無いでしょうか?
理論としてはこれと全く同じで、見てくれる事を強化したいのであれば、その状態が出た時に褒めるなり、オヤツをあげるなりしなければ、”見る(注目する)”という行為は強化されません。これがまずひとつ。
この行動を強化するために”褒める”事が有効に使える状態かどうか?という事も重要です。
良くあるのが、人がかまってあげたい(だっこしたり、撫で回したり、からかったり・・・)時には散々かまって、肝心な時(指示に従った時)には申し訳程度に褒めたり、褒めなかったり、ご褒美もあげたり、あげなかったり・・・。
またかまい過ぎている事の弊害は普段からかまってあげてい過ぎるために、”ここぞ”という時に褒めてあげる事が有効に働かない事が多々ある事です。
つまり、部屋でごろごろしていたり、自分(犬)から飼い主に擦り寄っていけば「そうか!よしよし!」と褒めて(かまって)もらえる状況が常にあると、わざわざ指示に従って褒めてもらおうなどとは微塵も思わなくなり、結果全く人に注目しなくなっていきます。
褒められたい!かまわれたい!の犬の気持ちを伸ばすのは飼い主さんの日頃の接し方次第です。これが良く言われる「かまわれている犬はダメになる」
大きな理由です。
部屋でごろごろしている子をかまうのも、指示に従った事のご褒美としてかまうのも”かまう”という行為自体は同じです。ここまでお読みになった方ならどちらのかまい方が有効に働くのか?もうお解かりでしょう。
犬を可愛いと思う気持ちは誰しも同じだと思います。可愛がりたい!かまいたい!と思ったら「座れ」程度、出来る事でかまいません。指示を出してからかまうのと、何もしないでただかまうのでは大きく違ってきます。
皆さんの目の前のいる子、”可愛がりたい!”と思ったら一言「座れ」の指示を出してからかまってあげて下さい。これだけでも”人の指示に従うのは楽しい!”という感覚を養って行く事に一役買ってくれるハズです。
- 犬との駆け引き (2004/10/30)
- いよいよ冬ですね。寒くなってきました。カゼをひかれてる方、多いですね〜。私は忙しいながら、なんとか元気にやっております。最近は忙し過ぎて家で家族と食事を取った記憶が全くありません(笑)。皆様体調管理には気をつけて下さい。
ではでは、今回のコラム・・・スタートです。
犬との生活をより快適なものにしていくためには、前回のコラムでも書きましたように、人がリーダーシップをとっていく事にあります。全ての物事が人主導で進んで行けば全てが上手く行く・・・・とまでは言いませんが、それに近い状態までは持っていけます。犬生活の第一段階はおおむね成功!といった感じでしょうか?
今回のコラムではここに至るまでには、ではどのようにして持っていくべきなのか?という所に焦点を当てて行きたいと思います。
まずは家の中、犬とどのようにして暮らして行きたいのか?犬にどのようにしていて欲しいのか?を頭の中にイメージしてみて下さい。
細かなルール決めは各家庭ごとに異なっていても構わないと思います。家族の中での決め事は一本化しておいた方がやりやすいので、家族構成や生活のスタイルによってルールを決めて行きます。
例えば・・・・吠えても構わない、吠えて欲しいと思えば吠え行動を制御する必要はありませんし、顔をなめられると気持ち悪いと思えばなめる事を禁止させる、飛びついては困ると思えば止めさせる、飛びついても構わない、むしろ喜んでいるので飛びつかせてあげたいと思えば強化していけばいいだけの話です。
ただ、一般常識として、して欲しく無い!と思われる行動はおおむね皆さん同じ事をお考えだと思いますので、私の方からコレはイケナイ!アレはイケナイととやかく言うつもりは全くありません。
やっていく事はひとつ、良い所は伸ばし、良くない部分は消去していくのみです。
ただ・・・・そんな事は解りつつもついつい巻き込まれがちなのが可愛い愛犬のペースです。帰宅をすれば大喜び!いけないと思いつつも撫でまくったり、抱きついたり、抱きつかせたり・・・。吠え始めれば何か起こったかとついつい近寄り話しかけたり、遊んでしまったり・・・。
おもちゃを咥えて持って来れば「お前はかしこい犬だ!良くぞ持ってきた!」とボール投げを始める・・・・。
ここに書いた様な事はどこの家庭でも普通?に見られる光景ではないでしょうか?
ただ・・・全てにおいて犬のペースで事が進んでいる事にお気づきでしょうか?抱きつくにしても、吠えるにしても、ボール遊びにしても、飼い主の指示によって全てが始まり、飼い主の気分や都合によって全てが終わるべき事ばかりです。
指示によって始められる事なら、指示によって止めさせる事が出来る可能性は非常に高いです。これが犬が勝手気ままに始めてしまう事、もっと言えばそれに飼い主が乗っかって助長してしまうと事態はより悪い方に転がり始めてしまいます。
楽しい事は恐るべき勢いで学習が進みます。いくら怒っても、怒鳴っても、余計な問題行動を消去出来ないのは楽しくないからです。
ここで重要なのは、果たしてお飼いになっている犬が人の指示に従う喜びを知っているのか、否か?というところです。
指示に従う楽しさを教えるのにそんなに難しい技術や知識は要りません。
”オスワリ”だけでも”お手”だけでもその指示に従って、座ったり、お手をしたりする度に褒めてもらったり、オヤツをもらえたら言う事を聞く楽しさが犬にも理解出来るはずです。
全ての学習の基礎はここにあります。要求(指示)に対する反応(オスワリやお手)があり、報酬(褒める、オヤツ)があって始めて学習が成り立ちます。
このパターンが崩れない限りは犬は大喜びで人の指示に従ってくれます。
すなわち、人が主導権を握り、犬を容易にコントロールしていけるのです。
人の勝手な都合や欲求でルールを二転、三転させている限りはなかなか関係性は成り立ちません。どうしたいのか?どうさせたいのか?を明確にし、犬との関係性を良好にし、楽しく犬と暮らせるように上手にコントロールする方法を身につけて行って下さい。
- 服従と順位付け (2004/10/18)
- 久々のコラムです。雨、多いですね〜。ここのところ異常な勢いで新規相談のお客様から問い合わせがあります。大変ありがたい事ですが、雨、台風のおかげで全く仕事が進みません。参りました・・・。
独立開業から丸2年経ちます。おかげさまをもってどうにか軌道に乗り、日々忙しくさせて頂いておりますが、なにせ一人での事、なかなかご希望通り回ってくれません。このペースで行きますと今現在トレーニング中のお客様にご迷惑をかけかねません。
近日のうちに新規トレーニング受付を一旦締め切らせて頂きます。
新規ご相談は通常通りご希望があればお伺い致しますのでお気軽にお申し付け下さい。
ではでは・・・本題のコラムです。
良くしつけの本などで目にする「犬は群れの生き物、家族の中で順位付けをしていきます。」という説!これで惑わされ、”服従させなきゃ!”と張り切ってお考えになられる方、多いですね〜。
私は仕事の関係上、相当数の犬とそのご家族とお会いするのですが、この”順位付け”があるとはどうしても思えないのです。
複数頭で犬を多頭飼いをしていますと、この順位付けは犬同士の中では必ず起こってきます。ただここに人が含まれるかと言うと、まず含まれません。
良く「お父さんが1番、お母さんは2番、その下に犬がいて、お子さんが一番下・・・」などと聞きますが、どうもよくよく観察して見ますとお父さん対犬、お母さん対犬、お子さん対犬・・・といった感じで個々に関係性を結んでいるのではないでしょうか?
この順位付けの話になると必ず出てくるのがオオカミの例、「犬は元々オオカミで・・・」というのは何万年も前の話、犬は今現存するものは全て人の手が入り、故意に作出されています。用途に応じた性格、体形を選択し、繁殖、淘汰を繰り返しておりますので、野生のオオカミとの比較はあまりにかけ離れ、人と密に生活を始めた犬との生活形態の差は歴然としております。
しつけをする際、家族で犬に対するルールを決め、皆が同じコマンド、同じ扱いをするべき・・・と良く言われるのは実は個々に関係性を結ぼうとする犬に対し、大人から子供まで(家族の中で)均等に関係が成り立ちやすくなるからではないでしょうか?
お子さんは良い遊び相手なので追い掛け回したり、おもちゃを取り合ったり、時には乱暴にぶつかったり、楽しく遊ぶ割にはお子さんの言う事は聞かず、お父さんは体も大きく、力も強く、声も大きい。言う事を聞かないと怒られる、ヘタをすればひっぱたかれるかも知れないので、良く言う事を聞く。お母さんはやさしいので時と場合によっては言う事を聞いたり聞かなかったり・・・。
上記したパターンは良く見られる家族の中での犬の関わり方ですが、これを順位付けと解釈されるようです。冷静に考えると、これこそまさに個々関係を結んだ結果と言えるのではないでしょうか?
では順位付けの考え方の弊害は何でしょうか?それは”服従”です。
犬を一番下の順位に置こうとするあまり、一生懸命犬を服従させようとします。ではなぜ服従が必要なんでしょうか?服従をさせようとすると実力行使に出る方は多いですね。(力や声などによる威圧)
タフな子なら成り立つのですが、少々シャイな子ならすぐめげてしまいます。
皆さん、なんで犬を飼い出したんですか?可愛がって、楽しく暮らす事を夢見て飼いだすのではないでしょうか?その可愛いはずの犬を服従させる必要性が私には理解出来ません。
必要なのは”服従”でなく、”リーダーシップ”ではないでしょうか?
この2つの似た雰囲気を持つ言葉、似ているようで全く異なります。
例として、ご自分が会社組織に入り、上司を持つ事を考えて見て下さい。
あなたは”服従させられたい”と思いますか?
恐らく、皆さんが求めるのは服従させられる恐ろしい上司ではなく、頼れ、信頼出来るリーダーを求めるのではないでしょうか?
犬も同じです。常に声を荒げ、実力行使に出る凶暴な飼い主が理想像ではなく、楽しく遊べ、時には頼れ、信頼し張り切って指示に従おうと思えるような飼い主を求めているのです。
何万年も前の例を引き合いに出し、”これぞ真理”とばかりに服従や順列ばかりを繰り返す古い考え方にとらわれず、犬との健全な関係性を構築出来るように・・・・。皆さんご自分と犬のあり方を見つめ直して見てください。
- 子犬との生活 (2004/08/25)
- 長々と頂いております夏休みも残りわずかとなってきました。良い感じに秋めいて来ましたね。犬にとってはこれからは楽な季節ですね。
現在WANLOVE!!Tシャツ製作中(スタッフ用ですが・・)かなりイイ感じなんじゃないかなぁ〜?と思っております。9月上旬完成予定。街中で見かけられた際は気軽にお声がけ下さい。
さて、前回のコラムでも書きましたが、最近の傾向として子犬からトレーニングをして・・という方が非常に多くなってきているですが、同時に子犬に多くを求め過ぎている方も増えている様な気がします。「まだトイレが出来ない」「横について歩かない」「落ち着きが無い」等々・・・・。皆さんのお悩みは尽きないようです。
確かに2日くらいでトイレを覚えたり、トレーニング初回でキレイに付いて歩いてしまったり、えらくおとなしく、全く手がかからなかったりという子も確かにいます。事実、ウチのラブは2回くらいでトイレを覚えましたし、ゴールデンは今までしたイタズラの中でもっとも酷いのが毛布のはじっこをちょこっとかじった程度で全く手のかからない、おとなしい子です。フレブルは最初に「ワン!」とひと吠えした時にきちっと対処したら、それ以来全く無駄吠えしません。
しかし、しかしです。ラブは子犬時代、これまでの数々トレーニングしたラブと比べても強烈な暴れん坊でした。サークルからの脱走は日常茶飯事、四角いテーブルを丸テーブルにしたり網戸を突き破ったりの破壊王、ゴールデンは1歳半くらいまでトイレを失敗し続けました。おとなしいんですが、意欲に欠け、遊びを作るのに苦労させられました。フレブル(現在1歳半)は今だ食糞します。
つまり、どの子にも一長一短があり、出来る事もあれば苦手な事もある。という事です。得意な事はそのまま伸ばしてあげ、苦手な部分は補ってあげる事、あまり早く結果を求めない、よその子と比べない、といった事は大事なんでは無いでしょうか?
人間の子供で考えても、3ヶ月4ヶ月の子が一人でトイレに行き、用を足せたら異常ですし、長々一人で留守番出来たり、最初からキチッと大人の決めた意味の解らぬルールを守って暮らしていける子供などいないのですから、犬はエライと思わなければいけません。多少時間はかかるもの・・いつかは出来てくれるだろう!くらいの心持ちの方の方が以外と早く成り立ってしまったりします。
犬のしつけは楽しむもの。どのみち手はかかるのですから、そのくらいの心のゆとりがあってこそ人と犬の良い関係が築けるのではないかと思います。
- しつけ教室 (2004/07/28)
- 先週の異常な暑さも一段落といったところでしょうか?連日30度は超えていますが、あの暑さを体験すると、不思議と涼しくなった様な錯覚を起こしますね。犬の熱中症増えてます。皆様お気をつけ下さい。
今回はしつけ教室の話をちらちらと・・・。wan love!! では開業当初からつかだ動物病院でしつけ教室をやらせてもらっているのですが、やればやるほど様々な犬、飼い主さんと出会え、毎回楽しく行わせてもらっております。やはりしつけ教室の良いところはこのコラムでもしつこく書いている社会化させるのに実に都合の良い状況が揃った、ある意味難しい(楽しい?)状況の中で犬をゲーム感覚でコントロールする事を学んでいける事にあると思います。
wan love!!では、犬も飼い主さんも楽しく学ぶ事に重点を置いてプログラムを組んでおります。叩いたり(以前僕が参加したしつけ教室では叩く事、ショックを入れる事を奨励しておりました)リードを引っ張ったりしない方法で、遊びの中で犬をコントロールしていく方法をお伝えしております。現在は飼い主さん達の意識の高まりか、出張訓練でもしつけ教室でも子犬からトレーニングを行って行こうという方が非常に増えております。問題が起こってからの修正よりも、問題予防のための布石を敷いておく方がはるかに易しく、犬にも人にもストレスがかからず済むはずです。とても良い傾向だと思います。
今秋からはパピーパーティの開催も決まった事、スタッフが増えた事もあり、今までの出張スタイルと同様にしつけ教室にもウエイトをおいて活動して行こうと思っております。
そこで・・・しつけ教室、パピーパーティをウチでも開催して欲しい!!開催させて下さる動物病院、ペットショップ、カフェ、その他、ある程度のスペース(車が十数台駐車出来る程度、または小さな公園程度、ショップ/カフェ等の場合店内でも可能です!)さえあれば開催可能です。料金も現在行っているしつけ教室と同様、可能な限りの低価格(2000円程度)で行いたいと考えております。ウチで是非!と言って下さる方、いらっしゃいましたらご考慮の程、宜しくお願い致します。
- パピーパーティ (2004/07/14)
- この度、念願だったパピーパーティをやっと開催出来る見込みが立ちました。”パピーパーティ”って何?なぜ必要?この訳についてちょっと書いてみようと思います。
そもそも子犬が親兄弟の下を離れ、新たな家庭へと引き渡されるに最適と言われる時期は生後70〜80日程度と言われております。ではなぜこのタイミングでの引き渡しが重要なのか?子犬は親兄弟の下で遊びを通して様々な学習をしていきます。子犬(成犬でも見られますが)達はプロレスごっこのような遊びを通してケンカの仕方(降参の仕方、また相手が降参した事の合図)やどの程度の力加減で相手と遊んでいけば良いのかを学んで行きます。
例えば2頭の子犬が遊んでいた場合、1頭が強く咬んでしまった場合、咬まれた相手の子犬は痛かったので、一旦遊ぶことを止めてしまいます。すると咬んだ方の子犬は遊び続けたかったのに、なぜ遊びが止まってしまったのか?を考えます。この遊びが止まる過程を繰り返して行く事によって”強く咬むと楽しい時間が終わってしまう”という学習がなされ、自然に”咬む”動作は弱まっていきます。
この過程を経た子と経験のない子では後々に深刻な咬傷事故を起こす割合が格段に変わって来ます。また大切な遊びの時期を過ごした子犬は犬に関する社会化を心配する必要性がなくなります。破壊行動等、家庭にやって来てからの行動問題を起こす確立も格段に低くなり、遊ぶことで脳の発達を進めて行くとも言われています。
現在、多くのペットショップからやって来た子犬は早い子で30〜45日程度の早期に親兄弟から引き離されてしまうケースが非常に多いため、人がこの社会化形成を手伝っていく必要性が出てきます。この社会化プログラムがパピーパーティという訳です。ここには複数の人間(飼い主さん)も関与してくるため、犬だけではなく、人に対する社会化も進められるというメリットもあります。
wan love!!で予定しているプログラムでは”遊び”体験から子犬に対する初期トレーニング(タッチトレーニング、基本動作〜人との遊び(追いかけっこ)を通しての歩行練習)としつけ相談まで(3時間程度)を予定しております。
子犬の足にやさしい芝生の広い専用地でオフリードの状態で他の子犬達と楽しく触れ合い、人と遊ぶ事の楽しさまでを体験して頂けるプログラムとなっております。ワクチン接種済みの子であれば、月齢3ヶ月程度〜10ヶ月程度までの子犬10〜15頭での開催を予定しております。夏場は気温的に厳しいため9月頃が初回開催となります。
参加希望の方の受付自体は先着で受け付けて行きます。予定頭数になり次第、受付終了させて頂きますのでお早めにメール、電話等にてお申し込み下さい。日時は未定(決まり次第ホームページ内でお知らせ致します)場所は国立市内、詳細は参加予定の方のみ、直接お知らせ致します。行動問題の事前予防、社会化推進のため、皆様ふるってご参加下さい。
- ドッグランの重要性 (2004/07/14)
- 暑いですね〜。皆さんのお宅のワンちゃん達も相当へばっているんじゃないでしょうか?
今日は”ドッグラン”についてちょっと書いてみましょう。最近は”異常”とも思えるほどに犬が増えていますね。これだけ頭数は増えているのに、実際オフリードで自由に遊ばせてあげられる場所、本当に少ないですよね。昭和記念公園に確かにドッグランは出来ましたが、狭いですよね。あれだけ広いのだから、もう少し大きく場所を取っても良さそうなものですが・・・。
それはさておき、犬同士遊ばせてあげる事で人が教えてあげられない、様々な学習を犬はしていきます。犬同士、良くみかける”プロレスごっこ”のような遊びを通して、走り周りじゃれあう事の楽しさ、強く噛んではいけない、お腹を見せたら降参、また遊んで行く中で街中で良く見かける”犬が苦手”もまず起こりえません。
何より、ドッグランに犬一人(一頭)で遊びに行く訳ではなく、必ずそこに人が介在しています。そうです、そこに行き、見知らぬ飼い主さん達と触れ合って行く事によって人嫌いすら起こりえない、また治って行く可能性があるのです。つまり、快適に人と暮らして行くために必要な”社会性”を育む土壌がドッグランにはあるのです。
子犬の頃からそういった環境に慣れ親しんだ犬は大きな問題行動を起こす可能性は極端に低くなります。犬は増えてもそういった環境整備が全くなされないままでは行く末不安ですね〜。
極秘情報ですが、今国立某所で2000坪の敷地面積を持つドッグランが出来る?かも?ただし恐らく出来るとすれば完全会員制です。年会費○○円で1年間の出入り自由、というスタイルでのオープンになると思います。まだ話がある・・程度なんでなんとも言い難いんですが、オープン前に試験的にウチ(wan love!!)のお客様限定での1日無料開放、そこでのしつけ教室、パピーパーティでの使用等でお目見えする可能性はありえます。どこで調べても絶対にわからない、極秘情報ですよ〜!
そこでこのコラムを読まれた方からのご意見、どしどしお寄せ下さい。必要なご意見は「年会費がいくらなら会員になってもいい」「こんな設備があったらいい」等、なんでも結構です。必ずご意見は反映させてもらえるはずです!皆様の声が大きければ大きい程、このプロジェクトは実現に向けて加速していきます。様々なご意見、お待ちしております。実現するといいですね〜!!
- なんで怒るんでしょう? (2004/06/16)
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梅雨も中休み、今週は暑い日が続きそうですね。カラっとしているぶん、夕方以降のお散歩は快適なんじゃないでしょうか?
今日は”怒る”事についてちょっと書いてみようと思います。皆さんはなぜ怒りますか?ほとんどの方は問題となっている行動を止めようと思って怒っているんじゃないでしょうか?人に飛びつく(飛びつきたがる)、吼える、拾い食い、噛み付く・・・怒って止めたい事は多々あるかとは思いますが、当の怒られる犬側にたって考えて見ましょう。
人に会う度怒られる、犬に会う度怒られる、吼える度に怒られる・・・・これでは嫌なイメージは強化され、その行動をして欲しくないんだ、という事は伝わるかとは思いますが、完全にその行動を制御できるかどうかははなはだ疑問です。
なぜでしょう?そこには必ずあって欲しい、”楽しい””指示をきいて良かった”という感覚が欠落してしまっています。怒るのは一向に構わないんですが、怒って一瞬でもその行動をやめた事を褒めてあげて欲しいんです。そうする事によって”怒られる”事と”褒められる”事を「どっちを選ぶの?」と犬に選択する余地を与えてあげる事が出来ます。
つまり、”褒める”ために”怒る”のです。そうしていく事で余計な事をして怒られるより、良い子にしていて思い切り褒めてもらえる方がいいや!と犬が思ってくれれば問題行動は自然と止まっていきます。怒る事の裏側には”褒めたいから”が必ず存在している事を意識してみて下さいね。
- 梅雨 (2004/06/11)
- いよいよ憂鬱な梅雨に入りましたね。皆さん散歩もままならず、ワンちゃん達ももんもんとお部屋で過ごしているのではないでしょうか?
そこで雨の日のお部屋で出来る簡単な”鼻”を使ったお遊びを1つ。
まずはお気に入りのおもちゃを用意します。犬の見ている目の前で脇の下や膝の裏など、あからさまにわかるところにおもちゃを隠します。そこで犬に”探して”や”サーチ”等、おもちゃを探させるお好きなコマンドを入れます。当然、目の前で隠しているので、すぐに上手に?見つける事でしょう。見つけたら思い切り褒めてあげて下さい。探すと(見つけると)いいことが起こる(褒めてもらえる、おやつをもらえる)が十分理解できたところで、だんだん隠す場所の難易度をあげていきます。
最初は犬が見ているところでかくし、次は隠すところも見せずに”探せ”のコマンドだけで探させます。最初は目で探していたのが、ある時点(どこにあるのかわからない状態)から鼻をシュンシュン鳴らしながら探し始めます。ここまできたら第一段階は成功です。鼻は強力な秘密兵器ですので、鼻を使い始めたら相当なところに隠しても発見できるようになってきます。お部屋で上手に鼻を使えるようになったら、外で同じ事をやってみるのもおもしろいでしょう。
”待て”をかけて、隠しに行ってコマンドで探させる。待っていると大好きなおもちゃを探させてもらえる。見つけると更に褒めてもらえるので、理解できればごはんの”待て”並に完璧に待っているハズです。
良い待てのトレーニングにもなり、犬と一体になっての作業の楽しさも味わえるはずです。遊びながらにして物品持来、待て、臭跡追求が教えられます。皆さんもお部屋で駆け回るボール投げではなく、頭を使わせる、考える遊びを取り入れてみたら如何でしょうか?
- 散歩とは? (2004/06/01)
- 皆さんは散歩をどのように考えてますか?運動のため?トイレ?気分転換?
散歩中でもご相談に伺ったお宅でも、犬嫌い、人嫌いの犬に多く出会います。「うちの子は他の犬が苦手だから〜」とか前から他の犬が歩いて来るとすぐに抱き上げてしまったり・・・良くある光景です。
これって原因は何でしょうか?良く”社会化”されていないという表現をしますが、これは単に慣れていない、慣れない、慣れる機会がない、というだけの事です。自分の飼っている犬が、犬、人、音等を苦手としていると、多くの飼い主さんは我が愛犬の危機的状況を回避しようと、なるべく慣れた場所を選んで歩く、深夜なるべく犬と出会わない時間帯に歩く、極端な人はお散歩にも行かない(小型犬に非常に多い傾向です。大型犬でも多々見受けられますが・・・)等、色々工夫をされているようですが、これではいつまで経っても苦手意識が変わるはずもありません。
苦手ならどんどんその苦手な状況に連れて行く事!これだけです。なにも怖い事はないんだ!もっと言えば「楽しい!!」と犬が感じてくれるくらいまで行けばなんの心配もありません。
ただ根気の問題です。年が若ければ、若い程その様々な環境に順応していく能力を持っています。年をとっていても時間をかけてあげれば、子犬ほどはいかなくとも、ある程度落ち着いていられるようになっていきます。この”慣らしていく”作業に一番適しているのが”散歩”の時間という訳です。
いつも同じコースを歩かず、様々な時間、場所を選んで、色々な体験をさせてあげて下さい。色々なものを見聞きすることで、色々な犬、人と出会うことで普通に社会化されて行きます。
自分の子供(人間です)が社会に出て人並みに生活していけるようにしつけをしたり、教育を受けさせたりしますよね?それと全く同じような意味合いを持つ事を犬にも体験させて行くと思って下さい。
中、大型犬にとっては、どのみち散歩程度では運動になりません。(人の歩行速度で歩いていても、足が伸びきらないため、あまり運動としての意味は持ちません。自由運動か自転車での引き運動がベストです)散歩は環境に適応していくためのトレーニングだと思って、どんどん散歩に出かけてくださいね。
- 行動範囲の制限 (2004/05/27)
- 良くご相談頂く内容に「トイレを覚えてくれない」や「お部屋の中で一向に落ち着いてくれない。」等のご相談を受けます。
この問題は多くの人が室内で犬を飼うのだから・・と家に連れてきて、なんのルールも教えないままに部屋の中での自由をいきなり与えてしまうところから始まっています。考え方としてはこうです。
まず、ペットショップから来た子ならば、あの狭いガラスのケージを仮に3畳間だと考えます。このなんとも狭く、お散歩も飼い主さんとの楽しい遊びも無い状態から、お部屋の中に組んだサークル(6畳ワンルーム、お散歩、遊び付き)にまずは引越しをして来た、と考えます。
この時点では自由に行動出来る範囲は広がってますよね?当面はこの状態でおとなしくしている事、人が食事していようが、お客さんが来ようが、家族皆で楽しく語らっていようが、いい子にしていられる、サークルの中にあるトイレできちんとおしっこ、うんちが出来る、という状態まで行った時点から、だんだんと自由に行動できる範囲を広げて行ってあげます。
自由な状態できちんとトイレに行けるかどうか?というところもひとつのポイントです。この状態を確立させてから部屋で放すのと、何も知らずに部屋で放すのでは雲泥の差が出ます。
多くの人はサークルに入れておく事を「閉じ込めてかわいそうだ!」と感じて嫌いますが、そこに(サークルで)おとなしくしている事を褒めてあげる。これこそが何よりもしたいことなのです。おやつをあげてもいいです。
とにかくそこに居て、いい子にしている、もっと言えば、家の中は運動場ではないので、部屋ではおとなしく、ドッグラン等、十分に遊んでも良い場所では思い切り遊んでもいいものだ、と犬自身にon/offの切り替えが出来るようにしむけてあげるのが、最大のコツです。
これが、順序が逆転して、騒がしいから、イタズラするからサークルに入れる、ではサークルの中は閉じ込められるイヤな場所にしかなりません。そうでなくても犬は1日18時間は寝る生き物なので、どこで寝ているのか?というだけの問題です。
上手にサークルやケージを活用していけば、特にトレーニングなど行わなくとも、自然に良い子に育って行きます。どうしたら(どういう行動をとったら)褒めてもらえるのか?犬に選択させてあげるのがいい子に育てて行くコツです。子犬を現在育てられている飼い主様、頑張って見て下さい。閉じ込めてるんじゃないですよ〜。褒めてあげるための行動範囲の制限ですよ。
- 犬の気持ちとしては・・・ (2004/05/21)
- 僕のところにも数頭、トレーニングし直しの子がいます。また、僕が関わってない子でも、良く相談されるのが「うちのトレーナーさんが厳しすぎるのでは?」と言った事を相談されます。
お話を良く聞いてみると、座らせる、伏せ、待て、等を教えるのに、スパイクチェーン(内側にトゲの出たチョークです)をかけて引きずり回す、リードで殴る等、それはおっかないですね。
せっかく可愛がろう、楽しく暮らそうと思ってトレーニングを始めるのに、これではわざわざ犬に嫌われる原因を作っているようなもんです。
特に初めて犬を飼われて、プロと言われる方に「犬のしつけとはこういうもんだ。」と紋きり口調で言われてしまうと、納得してやらざるを得ない、結果、人嫌いの臆病な犬が簡単に出来上がってしまいます。
こうして育っていく子は不幸な事に力の無い、小さいお子さんや、女性、ご老人相手に暴発する恐ろしさを秘めています。確かに、タフでハイパーな子の中にはこういう激しい訓練にもめげず、出来上がっていく子もいますが、性格を見誤り、シャイな子、服従性の高い子にこのようなトレーニングを行うとアッという間にダメになってしまいます。
僕の教えている飼い主さんの中には小学生の女の子もいれば、ご高齢の飼い主さんもいらっしゃいます。そうです、力を使わずともちょっとした誘導と褒める事で他の犬の何倍も上手に動かせるようになっていくのです。
一度叩き始めてしまうと、ちょっとした事でも叩いたり、激しい叱責を与えないと制御の効かない犬になってしまいます。叩かなくとも犬はしつけられます。皆さんも犬と良い関係を築いて行って下さいね〜。
サービス内容 ◆犬のしつけ/出張訓練/パピートレーニング/問題行動の矯正/犬の運動管理(散歩)◆
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